Juniper Networks SRX Series マネジメント機能 Q&A

1Junos OS 10.0からサポートされたDual-Root Partitioningとは?
Dual-Root Partitioningとは、10.0以降のJunos OSでサポートされた耐障害性を向上させる機能です。9.6以前はJunos OSの起動イメージが一つのパーティションにのみ格納されていますが、10.0以降のDual-Root Partitioningの機能を利用することで2つのパーティションにJunos OSの起動イメージを格納することが可能です。これにより、マスターのイメージが損傷した場合でもバックアップのイメージからOSを起動することができま す。
2RSIを取得する方法は?
RSIとはRequest Support Informationの略語です。障害等が発生した際に取得していただく基本的な情報になります。ScreenOS製品のget tech-supportに相当します。オペレーショナルモードから下記コマンドを入力することにより、RSIを取得することが可能です。 root@srx> request support information
3Junos OSのバージョンを確認する方法は?
Junos OSのバージョンを確認するには、オペレーショナルモードから下記コマンドを入力して下さい。 root@srx> show version Hostname: srx100 Model: srx100h JUNOS Software Release [10.4R1.9]
4ブートローダのバージョンを確認する方法は?
ブートローダのバージョンを確認するには、オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> show system firmware
5rootユーザでtelnetログインができません。対策は?
SRXシリーズはrootユーザによるtelnetログインを許可していません。rootユーザと同等の権限でtelnetログインを行う場合、スーパーユーザクラスのユーザを作成する必要があります。 例 : super-user権限のadminユーザを作成 root@srx# set system login user admin class super-user authentication plain-text-password New password: ~パスワードを入力~ Retype new password: ~パスワードを再入力~ root@srx# commit
6コンフィグの種類にはどのようなものがありますか?
コンフィグはおもに5種類あり、それぞれ役割が異なります。 Activeコンフィグ 機器で稼働しているアクティブなコンフィグです。起動時に読み込まれるのはActiveコンフィグです。 Candidateコンフィグ Candidate(候補)のコンフィグです。コンフィグレーションモードで編集中のコンフィグです。commitすることによってActiveコンフィグとして保存されます。 Rollbackコンフィグ Activeコンフィグがcommitされるごとに保存されるコンフィグです。最大49世代のRollbackコンフィグを保持することが可能です。 Rescureコンフィグ 緊急時に使用することを想定したコンフィグです。Rescureコンフィグを複数保持することはできません。 Factory Defaultコンフィグ 工場出荷時に設定されているコンフィグです。rootパスワードが設定されていないため、読み込んだだけではcommitできません。最低限rootパスワードを設定する必要があります。
7CPU使用率を確認するコマンドは?
SRXシリーズはルーティングエンジンとフォワーディングエンジンとで別々にCPU使用率を確認することが可能です。また、ブランチラインと SRX3000ライン / SRX5000ラインとでコマンドが異なります。オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 SRXブランチライン ・ルーティングエンジン root@srx> show chassis routing-engine ・フォワーディングエンジン root@srx> show chassis forwarding-engine SRX3000ライン / SRX5000ライン ・ルーティングエンジン root@srx> show chassis routing-engine ・フォワーディングエンジン root@srx> show security monitoring fpc 1※ ※fpcの後ろにはSPCが挿入されているスロット番号を入力してください。
8Dual-Root Partitioningを利用する方法は?
Dual-Root Partitioningを利用するには、正しい手順でJunos OSをインストールする必要があり、Boot Loaderのアップグレードが必要になる場合があります。具体的な手順を次のとおりです。 Dual-Root Partitioningに対応する状態でJUNOSがインストールされているか確認 root@srx100> show system snapshot media internal 下記のように同一JUNOSイメージがprimaryとbackupのパーティションにインストールされてることを確認してください。 root@srx100> show system snapshot media internal Information for snapshot on internal (/dev/da0s1a) (primary) Creation date: Dec 22 19:03:02 2009 JUNOS version on snapshot: junos : 10.0R2.10-domestic Information for snapshot on internal (/dev/da0s2a) (backup) Creation date: Dec 22 19:04:30 2009 JUNOS version on snapshot: junos : 10.0R2.10-domestic 上記以外の状態の場合、 CLI上からJUNOSを再度インストールする必要があります。 FTPサーバを利用したアップグレード方法 root@srx100> request system software add partition ftp://192.168.1.1/junos-srxsme-10.0R1.8-domestic.tgz reboot ※アップグレードに成功すると、自動的にSRXが再起動します。 Dual-Root Partitioningに対応するバージョンのBoot Loaderがインストールされているか確認 root@srx100> start shell root@% sysctl hw.re.biosversion hw.re.biosversion: 1.6 上記バージョンが1.5以上であれば、Dual-Root Partitioningに対応しています。 Boot Loaderのアップグレード方法 root@srx100> start shell root@srx100% bootupgrade -u /boot/uboot -l /boot/loader root@srx100% cli root@srx100> request system reboot Boot Loaderのアップグレード後に下記ようなメッセージが出れば成功です。Upgrading Loader… #################################### Verifying the loader image… OK Upgrading U-Boot… ############################################################ Verifying the new U-Boot image… OK WARNING: The new boot firmware will take effect when the system is rebooted 再起動後、Boot Loaderのバージョンを確認します。 root@srx100> start shell root@srx100% sysctl hw.re.biosversion hw.re.biosversion: 1.6 上記バージョンが1.5以上であれば、Dual-Root Partitioningに対応しています。
9rootユーザのSSHログインを禁止する方法は?
下記設定を行うことでrootユーザのSSHログインを禁止することが可能です。 root@srx# set system services ssh root-login deny root@srx# commit
10Junos OSをアップグレードする方法は?
SRXシリーズは下記の方法でJunos OSをアップグレードすることが可能です。 ■J-Web ■CLI (FTP) ■CLI (TFTP) ■CLI (HTTP) ■CLI (USBメモリ) 下記手順ではCLI (FTP) を使用したアップグレード方法について記述しています。*1 例 : ■FTPサーバアドレス : 192.168.1.1 ■ユーザ名 : anonymous ■パスワード : anonymous ■Junos OSイメージファイル名 : junos-srxsme-9.6R1.13-domestic.tgz SRXにIP、ルーティングの設定を行い、FTPサーバと通信可能な状態にしてください。 オペレーショナルモードから下記コマンドを入力するとインストールが開始されます。 ※改行されて見える場合がありますが、実際は一行のコマンドです。 root@srx> request system software add no-copy ftp://anonymous:anonymous@192.168.1.1/junos-srxsme-9.6R1.13-domestic.tgz*2 インストール完了後、再起動を促すメッセージが表示されますので、デバイスを再起動してください。 root@srx> request system reboot Reboot the system ? [yes,no] (no) yes 新しいバージョンのJunos OSで起動します。オペレーショナルモードから、下記のコマンドを入力してJUNOSのバージョンを確認してください。 root@srx> show version Hostname: srx100 Model: srx100-hm JUNOS Software Release [9.6R1.13] *1……アップグレード前にコンフィグをバックアップすることを推奨します。 *2……request system software add 以下にオプションを追加することが可能です。代表的なオプションには次のようなものがあります。 no-copy : インストールは行いますが、Junos OSイメージファイルをコピーしません。no-validate : アップグレード後のJunos OSと既存コンフィグに互換性があるかチェックしません。アップグレード時に”Validation Failed”エラーが出力され、アップグレードに失敗する場合はこのオプションを使用します。unlink : アップグレード成功後、SRXのローカルに保存されているインストール元Junos OSイメージファイルを削除します。reboot : アップグレード成功後、機器を自動的に再起動します。
11setコマンドを大量に流し込むと途中で失敗します。対策は?
コンソールやSSHを使用してコンフィグを流し込んだ場合、CLIが流し込みに追いつかずに失敗する場合があります。その場合の対処方法として、SRX上にコンフィグファイルをアップロードし、直接読み込むことで回避することが可能です。手順は次のとおりです。 階層構造形式のコンフィグの適用方法 root@srx# load override ~コンフィグファイル名~ root@srx# load merge ~コンフィグファイル名~ set形式のコンフィグ適用方法 root@srx# load set ~コンフィグファイル名~
12J-Webの管理ポートを変更することはできますか?
はい。 コンフィグレーションモードから、下記コマンドを設定することにより可能です。ただし、Dynamic VPN Clientを利用する場合はHTTPSのポートは変更できません。 http 例 : 8080番ポートに設定する場合 root@srx# set system services web-management http port 8080 https 例 : 4430番ポートに設定する場合 root@srx# set system service web-management https port 4430
13JUNOSをクリーンインストールする方法は?
SRXブランチラインはコンパクトフラッシュをフォーマットして、JUNOSをクリーンインストールすることが可能です。
14showコマンドの結果で「—(more)—」を表示させない方法はありますか?
はい。 パイプとno-moreを付加すれば可能です。 show configuration | no-more このコマンドはオペレーショナルモード、コンフィグレーションモードどちらでも使用可能です。
15show configurationの結果をScreenOSライクに表示する方法は?
パイプとdisplay setを付加すれば、setコマンド一行ごとの出力結果を表示することができます。 root@srx# show config | display set
16インタフェースに対してpingを許可する方法は?
コンフィグレーションモードから、下記のコマンドを設定してください。 例 : trustゾーンに所属するge-0/0/0に対しての許可設定 root@srx# set security zones security-zone trust interfaces ge-0/0/0 host-inbound-traffic system-services ping ※工場出荷時の状態はpingに対する許可設定が入っていません。
17Linux端末からのTracerouteに応答しません。対策は?
LinuxからのTracerouteはUDPを使用していますので、host-inbound-trafficの設定でtracerouteを許可してください。 例) root@srx# set security zones security-zone untrust interfaces fe-0/0/0.0 host-inbound-traffic system-services traceroute
18起動直後にログイン後、キーを打っても反応がありません。ハードウェアの故障ですか?
いいえ。 機器起動後、ログインプロンプトが出力された直後はJunos OSが完全に起動していません。しばらくするとキーに対する応答がありますのでしばらくお待ち下さい。これはJunos OSの仕様となりますので、ハードウェアの故障ではありません。
19インタフェース上で拒否されたポリシーの数は確認できますか?
はい。 オペレーショナルモードから下記のコマンドを実行することにより、拒否されたポリシーの値が参照可能です。 例 : root@srx> show interfaces fe-0/0/0 extensive | match denied Policy denied:
20シャットダウンする方法は?
機種によってシャットダウン方法が若干異なります。 SRX100 / SRX200ライン フロントパネルにある電源ボタンを押してすぐに離してください。またはオペレーショナルモードから、下記コマンドを入力してください。正常な処理が行われ機器が完全にシャットダウンされます。 root@srx> request system power-off SRX650 フロントパネルにある電源ボタンを押してすぐに離してください。またはオペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。正常な処理が行われ機器がシャットダウンされます。 root@srx> request system halt 完全にシャットダウンする場合、その後電源ケーブルを抜いてください。 SRX3000ライン オペレーショナルモードから、下記コマンドを入力してください。正常な処理が行われ機器がシャットダウンされます。 root@srx> request system halt 完全にシャットダウンする場合、その後SFBのフロントパネルにある電源ボタンを長押ししてください。 SRX5000ライン オペレーショナルモードから、下記コマンドを入力してください。正常な処理が行われ機器がシャットダウンされます。 root@srx> request system halt 完全にシャットダウンする場合、その後電源モジュールの電源スイッチをOFFにしてください。
21セッション情報を確認するコマンドはありますか?
はい。 オペレーショナルモードから、下記のコマンドでセッション情報を確認することが可能です。 root@srx> show security flow session root@srx> show security flow session summary
22コンフィグをバックアップする方法は?
コンフィグレーションモードから下記コマンドを実行し、表示結果を保存する方法が一般的です。set形式のコンフィグも同時に保存しておくと、確認や流し込みに利用でき便利です。 root@srx# show | no-more root@srx# show | display set | no-more
23コンフィグをリストアする方法は?
コンフィグのリストアは、一般的に階層構造形式のコンフィグで行いますが、set形式のコンフィグでもリストアは可能です。それぞれのリストア手順については次のとおりです。 ■階層構造形式のコンフィグを使用するリストア方法 1.コンフィグレーションモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx# load override terminal 2.下記メッセージが表示されるので、コピーしたコンフィグをCLI上にペーストしてください。 [Type ^D at a new line to end input] 3.階層構造形式のコンフィグをペースト後、Enterキーを押して改行してください。 4.Ctrl + Dキーを押してください。 5.エラーがなく”load complete”のみ表示されれば、正常にコンフィグが読み込まれています。エラーが出た場合、問題箇所を修正し、手順1からやり直してください。*1 6.念のため、showコマンドでコンフィグを確認してください。 root@srx# show 7.問題がなければcommitしてコンフィグを適用します。 root@srx# commit ■set形式のコンフィグを使用するリストア方法 1.コンフィグレーションモードから、下記コマンドを入力し、candidateコンフィグを全て削除します。 root@srx# delete This will delete the entire configuration Delete everything under this level? [yes,no] (no) yes 2.下記コマンドを入力してください。 root@srx# load set terminal 3.下記メッセージが表示されるので、コピーしたコンフィグをCLI上にペーストしてください。 [Type ^D at a new line to end input] 4.set形式のコンフィグをペースト後Enterキーを押して改行してください。 5.Ctrl + Dキーを押してください。 6.エラーがなく”load complete”のみ表示されれば、正常にコンフィグが読み込まれています。エラーが出た場合、問題箇所を修正し、手順1からやり直してください。*1 7.念のため、showコマンドでコンフィグを確認してください。 root@srx# show 8.問題がなければcommitしてコンフィグを適用します。 root@srx# commit *1……やり直さずに終了する場合は、下記コマンドにてActiveコンフィグをCandidateコンフィグに読み込んで下さい。 root@srx# rollback 0
24ライセンスのバックアップ、再インストール方法は?
JUNOSをローダ (ブートローダ) からインストールする場合やライセンスを誤って削除してしまった場合に備え、下記手順によってライセンスをバックアップ、再インストールが可能です。 ■ライセンスのバックアップ方法 1.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> show system license 2.表示結果から、”License identifier”と”Features”の項目を確認してください。 License usage: Licenses Licenses Licenses Expiry Feature name used installed needed av_key_kaspersky_engine 0 1 0 2010-10-05 00:00:00 UTC wf_key_surfcontrol_cpa 0 1 0 2010-10-05 00:00:00 UTC mem-upg 0 1 0 permanent Licenses installed: License identifier: JUNOS111111 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: mem-upg – Memory Upgrade permanent License identifier: JUNOS222222 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: wf_key_surfcontrol_cpa – Web Filtering date-based, 2009-10-06 00:00:00 UTC – 2010-10-05 00:00:00 UTC License identifier: JUNOS333333 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: av_key_kaspersky_engine – Kaspersky AV date-based, 2009-10-06 00:00:00 UTC – 2010-10-05 00:00:00 UTC 3.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> show system license keys 4.表示結果が実際のライセンスキーになります。表示結果を保存してください。 JUNOS111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 1 JUNOS222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222 JUNOS333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333 ■ライセンスの再インストール方法 1.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> request system license add terminal 2.ライセンスキーを画面上に貼り付けるよう指示がありますので、保存したライセンスキーを貼り付けてください。複数のライセンスキーをまとめて貼り付けることもできます。 [Type ^D at a new line to end input, enter blank line between each license key] 3.ライセンスキー貼り付け後、Enterキーを入力して改行し、Ctrl + D キーを押してください。下記メッセージが出力されればインストール成功です*。 JUNOS111111: successfully added JUNOS222222: successfully added JUNOS333333: successfully added add license complete (no errors) 4.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力し、実際に適用されたライセンスを確認してください。 root@srx> show system license *……SRX100にメモリアップグレードライセンスをインストールした場合、デバイスが自動的に再起動します。
25工場出荷時の状態でアラームランプが点灯する理由は?
工場出荷時の状態はレスキューコンフィグが設定されていないため、アラームランプがオレンジ色に点灯します。レスキューコンフィグを作成することにより、アラームランプは点灯しなくなります。レスキューコンフィグの詳細については下記URIを参照してください。 レスキューコンフィグとは?
26ルートパスワードを忘れてしまった場合の復旧方法は?
以下の手順で管理者 (ルート) パスワードをリカバリすることができます。 なお、すでにデバイスの電源がOFFになっている場合は、手順3からはじめてください。 ※デバイスが稼働中の場合、2度の再起動が必要になりますのでご注意ください。 1.コンソールポートにシリアルケーブルを接続します。 2.電源ボタンを押し、デバイスをシャットダウンしてください。 3.電源を入れ “Loading /boot/defaults/loader.conf” メッセージが表示された時に、すばやくスペースキーを押してください。 4.ローダプロンプトが起動しますので、下記コマンドを入力してください。 loader > boot -s 5.起動中にパスワードリカバリーを行うかの確認メッセージが出力されますので、下記コマンドを入力してください。 Enter full pathname of shell or ‘recovery’ for root password recovery or RETURN for /bin/sh: recovery 6.ルートパスワードの入力をスキップしてログインできます。下記コマンドを入力してコンフィグレーションモードに移行してください。 root@srx> configure 7.新しいルートパスワードを設定してください。 root@srx# set system root-authentication plain-text-password New password: ~パスワードを入力~ Retype new password: ~パスワードを再入力~ root@srx# commit 8.コンフィグレーションモードから抜けてください。 root@srx# exit 9.オペレーショナルモードから抜けてください。 root@srx> exit 10.再起動を促すメッセージが出力されます。デバイスを再起動してください。 Reboot the system? [y/n] y 11.再起動後、新しく設定された管理者パスワードでシステムが起動します。
27ログを最後から見る方法はありますか?
はい。 パイプとlastを付加することにより可能です。lastの後ろに最後から何行目のログまで出力するか指定してください。 例 : messagesログから最終100行出力 root@srx> show log messages | last 100
28インタフェースを通過するトラフィックの帯域をリアルタイムで知る方法は?
オペレーショナルモードから下記コマンドを入力することで使用帯域をリアルタイムで確認する
29電源を落とすときにいきなり電源コードを抜いても良いですか?
いいえ。 正しい手順で電源を落とさなかった場合、最悪ファイルシステムが損傷する可能性があります。シャットダウンの手順は下記URIを参照してください。 シャットダウンする方法は?
30起動時のログを確認する方法は?
オペレーショナルモードから、下記コマンドを入力することで起動ログを確認することが可能です。 root@srx> show system boot-messages
31手動で時刻を合わせる方法は?
オペレーショナルモードから、下記コマンドを入力することにより手動で時刻を設定することが可能です。 例 : 2010年9月1日20時0分に合わせる設定 root@srx> set date 201009012000
32SYSLOGサーバは何台まで設定できますか?
最大で32台まで設定可能ですが、台数に比例して負荷が大きくなりますのでご注意ください。
33機器のシリアルナンバーを確認するには?
オペレーショナルモードから下記コマンドを入力することでシリアルナンバーを確認することが可能です。モジュールを搭載している場合はモジュールのシリアルナンバーも表示されます。 root@srx> show chassis hardware
34コンソールケーブルを抜いた時に自動的にログアウトさせる方法は?
コンフィグレーションモードから、下記のコマンドを設定してください。 root@srx# set system ports console log-out-on-disconnect root@srx# commit
35工場出荷時の設定に戻す方法は?
コンフィグレーションモードから、下記のコマンドを設定してください。 root@srx# load factory-default root@srx# set system root-authentication plain-text-password New password: ~パスワードを入力~ Retype new password: ~パスワードを再入力~ root@srx# commit ※ルートパスワードを設定しないとcommitできません。
36レスキューコンフィグとは?
レスキューコンフィグとは、設定ミスなどによりデバイスにアクセス不可になった場合などに備え、管理者があらかじめ保存し、緊急時に読み込ませることができるコンフィグです。 レスキューコンフィグは、オペレーショナルモードから下記コマンドで作成することができます。レスキューコンフィグには作成時点でアクティブなコンフィグがコピーされます。 root@srx> request system configuration rescue save レスキューコンフィグの内容は、オペレーショナルモードから下記のコマンドで確認することができます。 root@srx> show system configuration rescue レスキューコンフィグをデバイスに読み込むには、デバイス前面 (SRX650は背面) にあるRESET CONFIGボタンを押し、すばやく離してください。
37ローダ (ブートローダ) からJUNOSをインストールする際の注意点はありますか?
ローダからJUNOSをインストールする場合、クリーンインストールという形になります。Junos OSのバージョンによってはイ ンストールされていたライセンスが削除されますので、必ず事前にライセンスのバックアップを行ってください。ライセンスのバックアップ手順は下記を 参照してください。 JUNOSをローダ (ブートローダ) からインストールする場合やライセンスを誤って削除してしまった場合に備え、下記手順によってライセンスをバックアップ、再インストールが可能です。 ■ライセンスのバックアップ方法 1.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> show system license 2.表示結果から、”License identifier”と”Features”の項目を確認してください。 License usage: Licenses Licenses Licenses Expiry Feature name used installed needed av_key_kaspersky_engine 0 1 0 2010-10-05 00:00:00 UTC wf_key_surfcontrol_cpa 0 1 0 2010-10-05 00:00:00 UTC mem-upg 0 1 0 permanent Licenses installed: License identifier: JUNOS111111 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: mem-upg – Memory Upgrade permanent License identifier: JUNOS222222 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: wf_key_surfcontrol_cpa – Web Filtering date-based, 2009-10-06 00:00:00 UTC – 2010-10-05 00:00:00 UTC License identifier: JUNOS333333 License version: 2 Valid for device: AUXXXXXXXXXX Features: av_key_kaspersky_engine – Kaspersky AV date-based, 2009-10-06 00:00:00 UTC – 2010-10-05 00:00:00 UTC 3.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> show system license keys 4.表示結果が実際のライセンスキーになります。表示結果を保存してください。 JUNOS111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 111111 1 JUNOS222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222222 222 JUNOS333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333333 333 ■ライセンスの再インストール方法 1.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力してください。 root@srx> request system license add terminal 2.ライセンスキーを画面上に貼り付けるよう指示がありますので、保存したライセンスキーを貼り付けてください。複数のライセンスキーをまとめて貼り付けることもできます。 [Type ^D at a new line to end input, enter blank line between each license key] 3.ライセンスキー貼り付け後、Enterキーを入力して改行し、Ctrl + D キーを押してください。下記メッセージが出力されればインストール成功です*。 JUNOS111111: successfully added JUNOS222222: successfully added JUNOS333333: successfully added add license complete (no errors) 4.オペレーショナルモードから下記コマンドを入力し、実際に適用されたライセンスを確認してください。 root@srx> show system license *……SRX100にメモリアップグレードライセンスをインストールした場合、デバイスが自動的に再起動します。
38MIBファイルの入手先は?
MIBファイルは、下記マニュアルダウンロードページからご利用のJunos OSバージョンを選択しダウンロードしてください。 SRXシリーズ マニュアル
39管理用コンソールケーブルはどのような形状を使用すればよいですか?
コンソールケーブルのコネクタ形状はRJ-45で、ストレートをご使用ください。
40基本的なシステムログを確認する方法は?
基本的なシステムログはmessagesに保存されています。messagesログは、以下のコマンドで確認することが可能です。 root@srx> show log messages | no-more
41インタフェースの最も詳細な情報を取得する方法は?
下記コマンドを入力することで、インタフェースの最も詳細な情報を確認することが可能です。 例 : fe-0/0/0での実行例 root@srx> show interfaces fe-0/0/0 extensive
42どのようなショートカットキーが利用可能ですか?
SRXシリーズは、次のようなキーボードショートカットキーが利用可能です。キーボードショートカッキーを覚えると、CLIオペレーションが非常に早くなります。 ■コマンド履歴で次へ移動 : ↓キーまたはCtrl + n ■コマンド履歴で前へ移動 : ↑キーまたはCtrl + p ■行頭に移動 : Ctrl + a ■行末へ移動 : Ctrl + e ■左に1文字分移動 : Ctrl + b ■右に1文字分移動 : Ctrl + f ■次の単語に移動 : Esc + f ■前の単語に移動 : Esc + b ■カーソル上の文字を削除 : Ctrl + d ■カーソル直後の単語を削除 : Esc + d ■カーソル直前の単語を削除 : Esc + Backspace ■カーソルから行末までの文字を削除 : Ctrl + k ■行を削除 : Ctrl + u ■削除した文字列をカーソル位置に貼り付け : Ctrl + y