Darktrace社と代理店契約を締結、「Enterprise Immune System」を販売開始

― 機械学習でトラフィックの異常をリアルタイムかつ自動的に検知 ―

Press release : 2017/02/06

ジェイズ・コミュニケーション株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:愛須 康之、以下ジェイズ・コミュニケーション)は、Darktrace Limited(本社:英国ケンブリッジ、米国サンフランシスコ、CEO:ニコール・イーガン、以下Darktrace社)と代理店契約を締結し、同社の提供する「Enterprise Immune System」の販売を2017年3月1日より開始します。

近年、インターネットを活用したビジネスの成長が期待される一方で、サイバー犯罪やサイバー攻撃への懸念が高まっています。標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃や従業員による内部犯行が多発している現状で、被害を未然に防ぐためにセキュリティリスクをいち早く発見し対応することが重要となっています。

「Enterprise Immune System」(※1)は、ネットワークに接続された機器からのトラフィックを可視化し、機械学習(※2)によって通常と異なるトラフィックを検知します。その結果、標的型攻撃による侵入や未知の脅威、内部犯行による情報漏えいをリアルタイムに発見することができます。再帰的ベイジアンモデルを実装するアプライアンスにより、単体の導入でも自動的にセキュリティリスクの発見が可能です。

インターネット接続が不要でデバイスの種別を問わず検知が可能なことから、オフィスのクライアント、サーバ、ネットワーク機器だけでなく、クローズドネットワークのWebカメラや工場内の制御デバイスなどを含むIoTのセキュリティ対策にも有効です。

サイバーセキュリティはネットワークに必須のビジネス要素であり、とりわけ電力、ガス、航空、鉄道、通信、金融、医療、政府・行政等の重要インフラ13分野においては、セキュリティリスクの可視化とインシデントへの迅速な対応が求められています。 セキュリティリスクが存在することを前提とし、リスク検知を機械学習によって自動化するソリューションは今後の主流となると 考えられています。

ジェイズ・コミュニケーションは、上記重要インフラ13分野およびサイバーセキュリティを重視する企業向けソリューションとして「Enterprise Immune System」を積極的に拡販します。今後3年間で100システムの販売を見込んでいます。

※1 Enterprise Immune Systemとは
Enterprise Immune Systemは、ネットワーク境界およびエンドポイント防御をすり抜けて侵入する新しい種類のサイバー攻撃を検知し、調査・分析するためのネットワークソリューションです。高度な数学を適用して組織内のユーザー、デバイス、ネットワークの動作をモデル化し続けることにより、コンピュータおよびユーザーの活動を可視化し、異常をリアルタイムに検知します。

※2 機械学習とは
機械学習では、「悪い」振舞いを事前に定義したり過去の攻撃で得られた知識に依存することなく、情報の自動的なモデル化とクラスタ化を動的かつリアルタイムに実行します。これにより、組織が調査すべき異常あるいは疑いのある領域を問題が起きる前に指摘することができます。

Darktrace社について
Darktraceは、世界をリードするサイバーディフェンス企業の1つです。数々の受賞歴を誇るDarktraceのEnterprise Immune System技術は、ケンブリッジ大学の専門家により開発された機械学習と数学理論をベースに、組織内のあらゆるデバイス、ユーザーおよびネットワークの生活パターンを学習し、ルールやシグネチャに依存せず、新たな脅威を自動的に検知し、損害が出る前にサイバー脅威を特定・軽減します。
エネルギーおよび小売、電気通信、製造、金融サービス、ヘルスケアを含む世界各国のあらゆる産業分野の企業がDarktraceの自己学習型アプライアンスを導入しています。本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、ロンドン、ニューヨーク、ミラノ、ムンバイ、パリ、シンガポール、シドニー、東京、トロントを含む世界に23の拠点を置いています。

ホームページ https://www.darktrace.jp/

お問合せ先

担当者:ジェイズ・コミュニケーション株式会社 マーケティング部
電話:03-6222-5858
FAX:03-6222-5855
メールアドレス:press@jscom.co.jp

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