インターネット分離ソリューション「SCVX」の新バージョン（V2.0）を販売開始

～ マルチテナント機能を実装、１万ユーザー規模の利用環境でも １システムで運用可能な大規模クラスタ化を実現 ～

ジェイズ・コミュニケーション株式会社（本社：大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長：愛須 康之、略記：ジェイズ・コミュニケーション）は、インターネット分離ソリューションSCVX（エス・シー・ブイ・エックス）の最新バージョンとなるV2.0を8月より販売開始することを発表しました。

根本的なセキュリティ対策としてインターネット分離の導入が業種、業態を問わず進められている中、ジェイズ・コミュニケーションでは国産メーカーとして国内のお客様からのご要望を迅速かつ柔軟に取り入れる形で開発を行っています。今回のリリースでは、細かな性能改善や使い勝手の改善に加えて、より大規模なお客様でも一層容易な運用でご活用いただける機能拡張を実現しています。

SCVX V2.0ではマルチテナント機能が実装され、SCVXシステムを論理的に複数の組織で利用することが可能になります。組織毎に異なるWeb管理画面へのログインアカウントを発行することで管理者を分け、ユーザーアカウント登録やグループ管理などの設定をそれぞれの組織単位で個別に実施できます。

また、複数台のSCVXサーバ間で負荷分散や冗長化し統合管理を可能にするクラスタ機能について、内部処理の見直しと最適化を行い、これまで最大6台（同時接続約1,000）としていた推奨クラスタ構成台数は、最大18台（同時接続約3,000）と3倍程度に引き上げられる見込みです。
これらの拡張により１万ユーザーを超える大規模の利用環境においても、一つのSCVXシステムに収容可能となる上（※同時接続数を全ユーザーの２～３割と想定した場合）、設定管理を各組織や関連会社、関連団体の管理者に任せることで運用の負荷を軽減させ、一層、柔軟な活用を実現できます。
更にSCVX V2.0を搭載したアプライアンスパッケージも9月に販売を予定しています。