少子高齢化を迎え、AIによる簡易問診やIoMT活用による遠隔手術など、
医療機関のIT実装・DX推進が加速しています。
一方で、年を追うごとに甚大化するセキュリティ脅威が、
社会的重責を担う医療機関への大きな問題となっています。
「医療DX」への期待が高まっている今こそ、医療機関がとるべき戦略を打ち立て、
計画的にセキュリティ対策を実装しなくてはなりません。
私たちは、人々の生命や暮らし、日本の希望を支える医療機関を
ネットワークとセキュリティで支援し、輝く未来をともに創り伴走し続けます。
病院を標的としたサイバー攻撃は増加の⼀途を辿っています。2016年に報告されたインシデントはPC内のファイルが開けないという軽度の被害でしたが、年を追うごとに業務影響が増し、近年ではランサムウェアにより医療データが破壊されるケースが頻発しています。
これらのインシデントはあくまでも氷山の一角で、破壊されるまでには⾄らず⽔際でリカバリーできたケースを含めればさらに多く
の数となり、危機的な状況にあります。
2018年に発覚した市立病院に対するランサム被害を皮切りに、医療現場でのセキュリティインシデントは増加の一途を辿っています。
病院も他業種と同様、外部組織との独自のサプライチェーンを構成し、
今まで堅牢と思われていた病院システムにもセキュリティホールがあることが露呈しました。
人命を預かる病院であるからこそ、侵害を受けるシステムやデータの重みは他業界と一線を画し、社会的な影響は計り知れません。
また、新型コロナウイルス感染症対策でトーンダウンしていた「医師の働き方改革」も、積極的なアプローチが必要であり、
医師/技師のセキュアなリモートワーク環境導入が渇望されています。
厚⽣労働省が策定する「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」は、令和4年3⽉に第5.2版として改訂されました。
病院情報システムとインターネット接続環境を物理PCで使い分け、または⾼価なVDIシステムを導⼊していませんか?
「RevoWorks」は、信頼できないインターネットアクセスやクラウドサービスをコンテナ環境で分離し、Webブラウザによるセキュアで安価なコワークスペースを実現します。
サーバーコンテナ⽅式の「RevoWorks SCVX」とPCローカルにコンテナを実装する「RevoWorks Browser」の2シリーズを提供します。
セキュリティ管理で注目を集めるサイバーハイジーン。管理を徹底して、未検知デバイスとその脆弱性を可視化することが重要です。「Forescout」は、IT/IoT/医療用IPデバイスを包括的に検知し可視化します。
また、さまざまなセキュリティ製品/サービスと連携し、サイバーセキュリティフレームワーク全領域をカバーします。
現在の多数のセキュリティインシデントは、放置したデバイスの脆弱性が引き金となり発生しています。
「Rapid7」の脆弱性管理製品は、ネットワーク上に存在するITデバイス(物理・仮想・クラウド)のリスクを検出、対策すべき優先順位を付与して効率的な修復を支援します。
「Vade for M365」は、Microsoft 365のEOPをすり抜ける未知の脅威をすばやく検知、AIや万を超えるアルゴリズムにより、全方位の脅威からメールを防御します。
ランサムウェア対策に定評がある「Sophos Intercept X」にEDRバージョンがラインアップ。高度な学習機能とSophos Labsによる脅威検知で、エンドポイントを脅威から防御します。
「Ruckus」は、特許技術BeamFlex+で高スループットと広いカバレッジ、抜群の安定した無線LAN通信を実現。また、オンプレミスやクラウドなど、多彩なコントローラーを利用できます。
「Mist」は、膨大なデータをリアルタイムに分析し、トラブルの原因特定や予兆検知を迅速に行います。また、各種アプリケーション連携により、リアルタイムな位置情報の追跡が可能です。
エンドポイント対策ではカバーできないネットワークの脅威には、NDR導入を検討しましょう。「Darktrace」はアプライアンスを主要ネットワークスイッチのミラーポートへ接続するだけでOK。ネットワークの可視化機能とAIによる監視・分析で、内部に潜む脅威を予兆のレベルから検知し、侵入拡大を防止します。
「Catoクラウド」は、テレワークの仕組みを簡単にセキュアに実現する、世界初のSASEプラットフォームです。SD-WAN・セキュアWebゲートウェイ・ファイアウォールなど、複数のカテゴリと機能を単一のクラウドサービスに統合、帯域の拡張・縮小やセキュリティ機能の追加など、ニーズの変化に対して柔軟で容易なSASEプラットフォームをオンデマンドサービスで提供します。
令和3年に「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」が改訂され、認証方式に関する内容が追記されました。
業務上重要なデバイスでは、多段階認証・多要素認証の活用が一般化しています。一方で、業務環境や利用者のITリテラシーによって適切な認証方式はまちまちであり、多様な認証方式が選択できる認証機能が求められています。
「WisePoint」は、トークンレスワンタイムパスワードやデバイス認証、FIDO2、SAML2.0対応/非対応のシングルサインオンなど、ユーザビリティに優れた認証機能を提供します。
コロナ禍で利用頻度も高まり、ニューノーマルツールとなったWebミーティング。ただ、相手の表情が読みとりづらい・発言のタイミングがつかみづらいなど、苦手と感じている方が多く存在します。「Neat」はシンメトリー機能で発言者を追従、参加者の表情を精彩にとらえ、高性能マイクとダブルトーク制御機能で聞きやすい環境を提供します。
また、室温・湿度・二酸化炭素・揮発性有機化合物(VOC)の値をリアルタイムに監視し、室内環境の可視化も提供します。