INDEX
ISSUE 90% 以上のサイバー攻撃はメールが契機に
2021 年末から猛威を振るっているEmotet をはじめ、サイバー攻撃の90% 以上がメールをきっかけにしていると言われています。
標的型攻撃やフィッシング、ランサムウェアの多くに攻撃の入り口としてメールが利用されています。実際、2023 年のIPA10 大脅威の上位には、フィッシングや標的型攻撃などがランキングされています。
CONCEPT Microsoft 365はフィッシング攻撃のターゲットブランド第1位
Vade Secureの調査によると、Microsoftは、2020年の最もなりすましの多かったブランドとなりました。トップに立ったのはこれで3年目となります。
Microsoft 365は世界中で2.58億人以上の多くの企業ユーザーが利用していることと、メールだけでなくOneDriveやSharePointにも侵害可能なシングルエントリーポイントとなるため、攻撃者の標的となる場合が多くあります。また、Microsoft 365メール標準のセキュリティ機能 EOP(Exchange Online Protection)では、未知の脅威や亜種のマルウェアの対処を得意としていません。
FEATURE Vade for M365の特長
Vade for M365は、Microsoft が提供するAPIを利用したクラウドベースのソリューションです。
簡単なジャーナリング設定をするだけで、サービスを開始することができます。
また、API連携でMicrosoft 365と⼀体化した多層防御を実現することで、メールセキュリティを強化します。
AIエンジンを活用した「クリック時のフィッシング対策」「バナーを基本としたスピアフィッシング対策」「ふるまいに基づくマルウェア対策」「フィッシングの修正」など、攻撃の前や最中だけでなく、攻撃の後でも脅威を阻止する機能を提供します。
EOPをすり抜ける未知の脅威を検知
Microsoft 365のセキュリティ機能(EOPなど)は、既知の脅威からの防御は得意ですが、未知の脅威から防御対策としては不十分です。Vadeは、EOPですり抜けた未知のフィッシングを検知します。
➀17の特許を取得した人工知能(AI)、➁24時間体制のVadeエンジニアによるタイムリーなフィルタ更新をする人間知能、③10,000のヒューリスティック(行動)アルゴリズムによる分析されたスマートパターンの利用し、あらゆる脅威に対して全方位の保護を確立します。
簡単な導入とシンプルな運用管理
- ■導入構築工事不要
- MXレコードの変更なく、Microsoft 365をそのまま利用が可能です。ジャーナリングの設定をするだけで、簡単に導入ができます。Vadeに障害が発生したとしても、メールロストや遅延は発生しません。
- ■カレントイベントを利用してメールログの便利な検索機能
- 「Emotet」や「COVID-19」など、話題のキーワードでメールログを簡単に高速検索します。
- ■APIを利用して利用者の受信トレイの操作が可能
・未処理
:処理は行わない
・削除
:メール削除(ソフト削除、Outlook の削除済みアイテム配下の特別フォルダに移動)
・移動
:任意の指定したフォルダへ移動
・添付ファイル
:
削除添付ファイルは完全削除、メール本体は任意のフォルダに移動、メール上では添付が削除された旨のバナーを表示
・バナー
:メール上でバナーを表示
予測的メール防衛のグローバルリーダー
Vade for M365は、業種問わず全世界で5000社以上の導入実績があり、計10億以上のメールボックスを保護しています。
日本でも大手キャリア3社のメールフィルタリングサービスに採用され、
市場での評価が高く、AIベースの脅威検出、ユーザーのセキュリティ意識向上、
インシデント対応における世界的リーダーと評価されています。
TRIAL トライアル
Vade for M365は、お客様環境に製品をインストールし無償で1ヶ月間評価できるPoCを提供しています。PoC期間中は、「監視モード」で動作し、管理コンソールから検知状況を確認することができます。また、アナリストから検出内容についてのレポート解説を実施します。