AI を搭載したインテリジェントクラウド管理型Wi-Fi
”Mist” の取り扱いを発表


ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下ジェイズ・コミュニケーション 東京本社:東京都中央区新川)は、Juniper Networks 社(ジュニパーネットワークス社、本社:カリフォルニア州)が提供する、クラウド管理型無線LAN ソリューション(以下、クラウド管理型Wi-Fi)「Mist」の取り扱いを開始いたします。
製品名 Mist
提供形態 無線アクセスポイント
アクセスポイント毎のサブスクリプション
提供開始日 2020 年3 月

Mist は、ユーザの利用環境を学習しユーザ体験を改善する、唯一のクラウド管理型Wi-Fi です。
企業のデジタルトランスフォーメーションや、教育分野におけるICT 活用など、多くの業界においてデジタルシフトが進む一方で、それらを支える無線LAN のサービスでは、未だに「つながらない」、「パフォーマンスが悪い」など、見えない原因の特定に多くの時間が費やされています。

Mist は、マシンラーニングによるWi-Fi 環境の解析により、期待するユーザ体験と実際の通信状況のギャップを可視化することで、これまでの「稼働している」だけのWi-Fi から、通信品質を踏まえたユーザ体験の維持が可能になります。
また、スマートデバイスの普及を背景に増加している位置情報におけるビーコンの活用に対して、管理負荷を大きく削減する仮想ビーコン機能*1を搭載することで、サービスを簡単・迅速に提供可能になります。
*1 「Virtual Bluetooth LE (vBLE)」は、物理的なビーコン端末を用いることなく、あたかもビーコンが存在しているように動作させることが可能な技術です。


■Mistの特徴
1)コントローラレス、無線LAN アクセスポイントの管理・制御機能をSaaS として提供
2)マシンラーニングによるWi-Fi 環境の解析により、期待するユーザ体験と実際の通信状況のギャップを可視化
3)イベントが起きた瞬間のパケットを動的にキャプチャすることで、トラブルシュートを省力化
4)ジュニパーネットワークス製品と連携した、有線・無線ドメインにわたる自動化されたオペレーションの実現


近年、企業のクラウドサービスに対する意識が変化し「クラウドファースト」が叫ばれる中、企業ネットワークの領域でも、コントローラを運用しなくて済むクラウド管理型Wi-Fi の普及が進んでいます。新規需要に加えて、オンプレミス型を導入したユーザからのリプレースによりシェアを年々拡大しており、今後の拡大が期待されています。(富士キメラ総研,『2019 コミュニケーション関連マーケティング調査総覧』, p87, 2019 年9 月19 日発行)。ジェイズ・コミュニケーションは、IT セキュリティソリューションカンパニーとして、クラウド管理型無線LAN ソリューション Mist を提供し、同市場のさらなる活性化を目指してまいります。