「教育 IT における多要素認証と ID 管理」に関する調査を実施

~多要素認証への興味は大きいものの、実際の利用は 24.9%に留まる~




 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下 ジェイズ・コミュニケーション 本社:東京都中央区新川、代表取締役社長:愛須 康之)は、教育委員会職員で情報・IT 技術関連の関連部門に所属またはセキュリティ関連のプロジェクトに関与している方、または地方自治体に勤めており、学校 IT に関する部門に所属もしくは業務やプロジェクトに関与している方 309 名に対し、「学校教育における多要素認証と ID 管理」に関するアンケート調査を実施しました。
 調査の結果、教育 IT 関係者の 54.7%が「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に盛り込まれた「多要素認証」を認知しているものの、実際の利用は 24.9%に留まりました。一方で「「多要素認証」は知ってはいるが、利用していない」と回答した方の中で「非常に興味がある」「やや興味がある」とした方は 84.7%となっており、多要素認証に関する高い興味が確認できました。

【調査結果サマリ】

・教育 IT 関係者の 54.7%が「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に盛り込まれた「多要素認証」を認知

・教育 IT 関係者の 56.0%が学習用コンテンツや校務システムを利用する際に「ID+パスワード」を利用

・ワンタイムパスワードトークンの「紛失」や「パスワード忘れ」の不安要素から、7 割以上が「生体認証」を採用希望
全調査結果については以下のページよりダウンロード可能です。
教育現場における新たなセキュリティ対策 特設ページ
https://jscom.jp/wp8-authentication


【調査概要】

調査名:教育 IT における多要素認証と ID 管理に関する調査結果
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021 年 9 月 8 日〜同年 9 月 10 日
有効回答:教育委員会職員で情報・IT 技術関連の関連部門に所属またはセキュリティ関連のプロジェクトに関与している方、または地方自治体に勤めており、学校 IT に関する部門に所属もしくは業務やプロジェクトに関与している方 309 名

■文科省が公表した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」(令和 3 年 5 月版)に盛り込まれた「多要素認証」について教えてください。(n=309)

■Q1 で「「多要素認証」は知ってはいるが、利用していない」と回答した方にお聞きします。文科省が公表した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」(令和 3 年 5 月版)に盛り込まれた「多要素認証」について興味がありますか。(n=92)

■学習用コンテンツや校務システムを利用する際にどのような認証を行っていますか。(複数回答)(n=309)

■多要素認証を導入する上での課題、不安要素を教えてください。(複数回答)(n=78)

【ジェイズ・コミュニケーションが提供する認証ソリューションについて】
ジェイズ・コミュニケーションは認証ソリューションとして、パスワードレス・多要素認証とシングルサインオンが実現可能な WisePoint を提供しています。多要素認証に必要な要素といわれる「知識情報」、「所持情報」、「生体情報」に対応しており、イメージングマトリクスを用いて、生徒や教員の情報リテラシーに合わせた形での利用も可能です。

教育現場における新たなセキュリティ対策 特設ページ
https://jscom.jp/wp8-authentication

WisePoint ご紹介ページ
https://jscom.jp/wisepoint/