BTジャパンとIPアドレス管理の最適化が可能な「BT Diamond IP 製品」で提携、2017年5月から販売開始
IP アドレス管理 IPAM - BT Diamond IP
News release : 2017/05/18
ジェイズ・コミュニケーション株式会社(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:愛須 康之、以下ジェイズ・コミュニケーション)は、英国の最大手のICT(あるいは通信)会社の日本支社である BTジャパン(社長:吉田晴乃、所在地:東京港区)と、IPアドレス管理に優れた特徴を持つ BT Diamond IP 製品で提携、日本市場で同製品をこの 5 月から販売いたします。
IPアドレスの管理は最近、重要な課題として非常に注目されていますが、
その背景には:
- BYOD やスマートフォン、タブレットなどの普及が進み、インターネットを活用したビジネスの成長がますます期待されていること。
- また、一段と拡大の様相をみせている IoT ビジネスの拡大が叫ばれる中、さまざまな分野、業種において IoT 機器が利用され、2020 年には 300 億個以上の IoT 機器がネットワークに接続されるとの予測もあること。(※1)
- これに伴い、ネットワークにおいても IPv4 から IPv6 への移行がさらに加速することが予想され、IP アドレスの管理が一層複雑になること。
などが指摘されており、その解決策が必要になっています。
BT Diamond IP 製品は、平均 10 年間 IP 管理に携わってきた経験豊富な IP 管理の専門家から成るコアチームにより開発され、使いやすくわかりやすいウェブインターフェースにより、IP 名とアドレス空間の管理の簡素化および自動化ができる製品です。安定した IP 基盤を構築することが可能になり、IP アドレスの割当て効率を最大化でき、お客様ネットワークのパフォーマンスを最適化することが可能です。
また、統合されたインターフェースにより、IPv4 と IPv6 のアドレス空間インベントリ、構成、キャパシティ、マルチベンダの DNS,DHCP サーバの管理が可能で、現在の IP 管理に必要な機能をすべて備えたサービスを提供します。
さらに、BT Diamond IP には以下のような特徴も持っています。
- ルータ、DHCP サーバや ping スイープから収集したデータを取り込むことが可能。
- ビュー、TSIG、ログなどの複雑な BIND 9 機能の構成によって、この種の主要機能の適切な使用を促進。
- ユーザーが指定したトポロジーで、複数階層の IP アドレス空間をモデリング。
ジェイズ・コミュニケーションとBTジャパンは、この提携で IP アドレスやドメイン名などをスプレッドシートなど手動で管理されている企業、団体に適している BT Diamond IP 製品をパートナーを通じて大学などの教育機関や公共団体、自治体、中小企業を含む一般企業など、これまで未開拓な市場に向けて 3 か年で50 システムの受注を目指します。
本製品は豊富なラインナップにより、お客様の予算、導入規模に合わせて、柔軟に提供することができ、国内ほぼ全域にて同じレベルのサポートの提供が可能です。
※1 出典:平成 28 年度情報通信白書(総務省)