コロナ禍での生活様式の変化やGIGAスクールの推進で、ITを活用した在宅学習やカリキュラムが
増加しています。一方で、学校を狙ったサイバー攻撃は増加傾向にあり、個人情報や研究データなど
機密性の高い情報漏洩に注意を払う必要があります。
学校でのIT活用が増している今こそ、教育機関がとるべき戦略を打ち立て、計画的にセキュリティ
対策を実装しなくてはなりません。
私たちは、人々の生命や暮らし、人財の育成を支える学校をネットワークとセキュリティで支援し、
輝く未来をともに創り伴走し続けます。
大学では研究室や職員持ち込みによる非管理デバイス(勝手サーバー、野良PCなど)が攻撃者に乗っ取られ、踏み台にされるケースが後を絶ちません。近年では、Emotetの被害に遭うケースも増加しています。また、同時期に同様のセキュリティインシデントが連続して発生する特性も見られます。これは、各大学で対策を講じるにもセキュリティリテラシーの振り幅(教員・職員・学生)が大きく、ガバナンスが効きにくい環境が大きく影響していると言えます。
2016年に発覚した教育情報システムへの不正アクセス事件を契機として、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が策定されました。
並行して、情報教育の促進を目的とした「GIGAスクール構想」に基づき、学校の情報インフラ強化も進んでいます。
ただ、管理が行き届かない研究室などに設置された未許可のシステムがセキュリティホールとなり、サイバー脅威を招くケースも散見されます。
また、職員の労働環境改善も喫緊の課題であり、セキュアなリモート環境の導入も同時に考えていく必要があります。
文部科学省が策定した「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が、令和4年3月に改訂されました。今回の改訂では、一部記述表現の適正化と、校務・インターネット環境を論理的に分離している場合に
要・推奨となる対策が追加されました。
アクセス端末への
多要素認証実装
アクセス端末への
EDR実装
校務情報などの
機密データの暗号化
校務システムとインターネット接続環境を物理PCで使い分け、または高価なVDIシステムを導入していませんか?「RevoWorks」は、信頼できないインターネットアクセスやクラウドサービスをコンテナ環境で分離し、Webブラウザによるセキュアで安価なコワークスペースを実現します。
サーバーコンテナ方式の「RevoWorks SCVX」とPCローカルにコンテナを実装する「RevoWorks Browser」の2シリーズを提供します。
文科省が定める「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」では、アクセス制御方式による学校ネットワークを分離する際の多要素認証導入が必要とされていますが、業務環境や利用者のITリテラシーによって適切な認証方式はまちまちであり、多様な認証方式が選択できる認証機能が求められています。
「WisePoint」は、トークンレスワンタイムパスワードやデバイス認証、FIDO2、SAML2.0対応/非対応のシングルサインオンなど、ユーザビリティに優れた認証機能を提供します。
エンドポイント対策ではカバーできないネットワークの脅威には、NDR導入を検討しましょう。「Darktrace」はアプライアンスを主要ネットワークスイッチのミラーポートへ接続するだけでOK。ネットワークの可視化機能とAIによる監視・分析で、内部に潜む脅威を予兆のレベルから検知し、侵入拡大を防止します。
「Vade for M365」は、Microsoft 365のEOPをすり抜ける未知の脅威をすばやく検知、AIや万を超えるアルゴリズムにより、全方位の脅威からメールを防御します。
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