
Index
脅威防御
GlobalProtect
あらゆる場所で一貫したセキュリティを実現します
自宅でメールをチェックしたり空港で仕事の書類に手を加えたりするなど、今日では従業員の大半が物理的なオフィスの外で仕事にあたっています。ビジネスにおけるモビリティの利用が発達したことで生産性と柔軟性が向上した一方、重大なセキュリティ リスクにもつながる結果となりました。
ノートPCを持ってオフィスを離れてしまうと、ユーザとネットワークを保護するために設けられている企業ファイアウォールや関連するポリシーは適用されません。
GlobalProtectは、物理的な境界の内部で適用されている次世代ファイアウォールベースポリシーと同一のポリシーを、あらゆる場所にいる全ユーザまで拡張します。


また、管理者はアプリケーション、ユーザ、コンテンツのポリシー基準に加えて、デバイスの調子やステータスに基づいてポリシーを設定することが可能になります。
オペレーティングシステムの最新パッチや企業のセキュリティポリシーで要求されるその他の設定など、Microsoft WindowsベースまたはApple Mac OS Xデバイスのセキュリティレベルを含むようにポリシーを拡張できます。
ハイパフォーマンスな脅威防御
リモートアクセス接続はいくつかのメカニズムのいずれか1つ (ローカルDB、RADIUS、LDAP、Active Directory、Kerberos、スマートカード) で認証され、セキュアなリモートコネクションが確立されると、ユーザは企業内で展開されているものと同一のセキュリティポリシーによって保護されます。
一貫性のある卓越したユーザエクスペリエンス
これにより、場所に縛られず、ユーザに意識されることもない、一貫性のある卓越したユーザエクスペリエンスを提供します。
サポート対象プラットフォーム
- Windows XP、Vista、Windows 7
- Mac OS X 10.6以降
- Apple iOS 4.3以降
- Android 4.0.3以降
WildFire
未知の脅威に対するサンドボックス分析
現在、従来のアンチウイルス制御を回避するように設計されている巧妙なマルウェアによってネットワーク攻撃が仕掛けられることが増えています。
WildFireは、悪意のあるマルウェア活動をパロアルトネットワークスが直接観察できる安全なクラウドベースの仮想環境で未知のマルウェアを積極的に分析することにより、標的型マルウェアや未知のマルウェアを識別、ブロックできるよう次世代ファイアウォールを拡張します。
WildFireは、新たに発見されたマルウェアに対するプロテクションを自動的に生成してグローバルに配信し、すべてのユーザが分析のメリットを享受できるようにします。

マルウェアをクラウドで分析
また、クラウドを利用することで一度しか使わないハードウェアをネットワークに設置する必要がなくなるとともに、マルウェア分析の需要が増えたらWildFireクラウドの容量を必要な分だけ追加することができます。
さらに、マルウェアが進化しても、ファイアウォールを一切アップデートする必要なく、サンドボックスロジックを容易にアップデートできます。
ユーザを自動的に保護してアウトブレイクを阻止
ストリームベースの高速スキャニングはファイルの最初のパケットが到着した時点で直ちにトラフィックのインスペクションを開始する為、従来のプロキシまたはファイルベースのパフォーマンスと待ち時間の問題を解決します。
相関付けとレポーティング
インスペクションが完了した全ファイルに対して豊富な分析とフォレンジックを提供します。全てのWildFireユーザーが使用できるWildFireポータルでは、マルウェアの活動に関する情報が提供されています。
また、WildFireサブスクリプションの契約ユーザは、標準のユーザインターフェースかPanorama経由でフル統合されたWildFireログ、レポートも追加で活用することができます。