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オフィスワークを在宅勤務で行うのに欠かせないテレワーク。
場所や時間にとらわれない働き方ができるメリットがある一方で、情報セキュリティに関して課題を抱えている企業も多くあります。
オフィスでの守られたネットワーク空間とは異なり、インターネット経由で社内システムや情報資産にアクセスするテレワークならではの脅威がそこには存在します。
大きくは「盗聴」「不正アクセス」「パソコンからの情報漏えい」の3つです。
・盗聴
テレワークはインターネットを介して通信を行うため、そこから
盗聴されるリスクがあります。インターネットの場合多少の
知識さえあれば誰でも盗聴できてしまうため、End-to-Endでの
通信暗号化の対策が必要となります。
・不正アクセス
オフィスの外から社内システムなどにアクセスするため、
不正アクセスされるリスクが高まります。この場合、
アクセス元を制限する、認証を強化するなどの対策が必要となります。
・パソコンからの情報漏えい
持ち出す場合も含めてオフィスの外にあるパソコンを
利用するため、そこから情報漏えいが起きるリスクがあります。
オフィスの外の場合、盗難・紛失など人のミスが原因によるリスクと、
マルウェア感染のリスクが高まります。
「盗聴」「不正アクセス」の代表的なソリューションとしてはVPN方式があります。
「情報漏えい」対策を情報セキュリティの運用やデータ遠隔消去など別の
ソリューションを活用する場合は、比較的導入しやすいというメリットがあります。
「不正アクセス」対策をより強化したい場合は、利用者の利便性を損なわない多要素認証のソリューションを組み合わせるのが有効です。
また、リモートアクセスでの情報をパソコンに残さない人のミスによる「情報漏えい」対策も含めたソリューションとして、リモートデスクトップ方式・アプリケーションラッピング方式(常時接続を必要としないハイブリッド型)などがあります。
■VPN(Virtual Private Network)方式
インターネット上に仮想の「専用線」を設定し、特定の拠点間で安全に
通信するための方式です。
■リモートデスクトップ(画面転送)方式
自宅やテレワーク先の端末からオフィス内の端末へリモートアクセスを
する方式です。
VPN方式
いつもPC環境
FWの標準機能として
実装
単一システムでの
制御は困難
単一システムでの
制御は困難
リモート
デスクトップ方式
(画面転送)
通信環境が必須
リモート操作の癖
本体の電源問題
VDIなど
方式によっては×
PCは2台必要
テレワークによる情報漏洩、ウィルス感染などのリスクが非常に低い
写真撮影は除く
テレワークはトラブル発生時に情報システム部門が
直接手当てができないため利用者の入り易さという観点は重要
※お気軽にお問合せください。